2018年12月20日
空家空室推進協会は、空家・空室の対策推進を図ることを目的に 2016年に発足。地域住民の生命、身体、財産の保護、生活環境 の保全、空家空室の活用に寄与することを目的に、セミナーや勉 強会の開催、一般企業との連携によるイベントの開催など、多彩 な活動を展開しています。
3軒に1軒が空き家、という予測も!
ますますの少子高齢化、都市部への人口集中化などを背景に、近年、深刻さを増している空家空室問題。総務省が5年ごとに行っている調査によると、我が国の2015年の空き家数は820万戸と5年前よりも63万戸増加しており、総住宅数に対する割合は13.5%で過去最高の数字を示しています。今後、この傾向はさらに強まり2033年には3軒に1軒(2150万戸)が空家になるという予測もあります。
国は「空き家等対策の推進に関する特別措置法」(平成27年施行)等でこの問題における基本指針を示していますが、実際の地域での解決に向けた体制づくりや相談窓口等の設置は充分な状況とはいえません。
「空家空室対策士」誕生の背景
空家問題の解決には、空家の維持管理から売買、賃借、リフォームやリノベーション、解体等に関する手法や手続き、相続等の法律的な知識、さらには民泊や福祉施設など他への利活用など、多岐にわたる知識と技量が求められます。そしてその複雑さが問題の解決を難しくしている要因にもなっています。空家対策の各分野の専門家はいますが、総合的な知識を持つ人材は今日とても希少です。
総合的な見地から空家問題と対峙し、適切な解決策を導き出すことができる知
識と技能、そして各専門家との連携ネットワーク。その核となり、解決を図るの
が「空家空室対策士」。時代の要請から生まれた新しい資格です。
*「空家空室対策士」は、当協会の登録商標で、当協会が資格を認定するものです。
講師陣は空家問題の第一線で活躍する各分野のスペシャリスト。資格取得以降の活動ネットワークを構築します。
講座内容(実績)
■空家・空室の基礎知識
■空家・空室の資産運用と活用
■遊休資産の利活用
■空家問題と不動産鑑定評価
■空家対策と家族信託
■高齢社会と住宅事情
■高齢化社会のライフサイクル
■家財の管理と収納整理
■地域社会とのコミュニケーション
■遺品整理
■不動産活用と税務
■不動産活用と法務
■不動産の活用と登記
■不動産とインスペクション
講師陣(実績)
■弁護士
■司法書士
■税理士
■ホームインスペクター
■空家管理・収納整理アドバイザー
■シニアライフカウンセラー
■不動産鑑定士
■宅地建物取引士
■中小企業診断士
■終活コンサルタント
■経営コンサルタント